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From new york のフォトブック
表紙

先日、短歌を入れたフォトブックを、初めてネットで作って注文してみました。
編集作業がすごく楽しかった!
昔のニューヨークの写真たちです
ただ、写真のサイズが小さいものしか無かったから、本もハガキサイズしか作れなかった。。

小さめの画像ですが公開にしています

http://www.photoback.jp/Stage/Photoback/PBER-4170051408031616270
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[2014/08/24 15:27] | at the city | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
at NY

あなたとの会話を完成させるため向かうホイットニー美術館

なにかこう焦ったような湿り気をまとって春はまつげを滑る

捨てられた自分でいるか愛される自分でいるか迷う夕方

ミルクレープ一枚一枚剥がしつつ昼間の夢をゆっくり食べる


Chrysler bldg


恋の始まりは、一人旅を孤独にさせない。
彼への土産話を考えるだけで全てが一層輝く。

「ホッパーの、ある絵の展示の仕方が素晴らしいんだよ。どう良いかは君なら分かると思うな」

散々美味しいレストランやらチョコレートショップやらを聞き出した時に彼は、最後にホイットニー美術館のことを付け加えた。

その美術館は、美術館だらけなのでMuseum mile と呼ばれるフィフスアベニュー沿いに立つ。NYで近代画と言えば当然MoMAが一番有名だが、こちらも劣らずに近代アメリカを代表する絵画が並ぶ。特にホッパーが充実している。

今回は仕事で来ているが、美術館の一つくらいは一人で見に行く時間が作れた。
4月の終わりの昼間は夏のよう。

その絵はすぐに見つかった。エドワードホッパーのWoman in the sun。
ベッド脇に立つ女性。右側に開け放たれたドア。彼女はその向こうの海を見つめている。抑えたな色彩と構図は、ヌードを静謐に見せる。ふと視線を転じると、横に細い窓があった。ちょうど絵の中と同じように、画面右側を自然光が淡く照らす仕掛け。面白い展示法とはこの事だろう。

笑顔になった私は、その場で彼に電話をかけたい衝動に駆られたが止めた。場所や時差だけでなく、私と彼との間には考慮しなければならない沢山のものがある。

だけど、夢想してしまった。絵と同じシチュエーションの私を。実際に起こりえる近い将来。

うーん。
だが今は、しばし頭を冷やす為に78丁目のLady Mまで歩いて行くことにしよう。
あそこのミルクレープは美味しい。


[2011/04/24 11:11] | at the city | トラックバック(0) | コメント(4) | page top
From NY vol.2
bow bridge

件名はfrom NY from Japan もう使わないメールボックス

解るまで例えてくれる優しさのlike likeで継ぎ足す言葉

「チョコレートキャンディーみたいな瞳だね」
「君のはダークチョコレートだね」

思い出はコラージュのようになるだろう 池、鳥、噴水、セントラルパーク



* * *


二度目のNYは、友達に会う以外はほぼノープランの一人旅。
近年観光地化したハーレムよりも危険と言われてたけど、前にも利用したスパニッシュハーレムの駅近で安い宿を初めの十日間使う。

受付のお兄さんはすてきな笑顔と優しさの持ち主で、部屋まで荷物を運んでくれた。ラッキー。話してみると、グラフィックデザインを学んでいるとの事。私も西海岸でアートを学ぶ留学生だ。

それからほぼ毎晩、受付の片隅でおしゃべりをした。MacBookで見せてくれた、油絵をスキャンしてコラージュしたものなどは、実験的でNYの街のようにエネルギーに溢れていた。

十日間が過ぎて別のホステルに移る事を伝えると、デートに誘ってくれた。
“Can we go out?”
英語のこの大雑把さが好きだ。彼のチョコレートキャンディーみたいな瞳が可愛かった。

良く晴れた日に、一番新しいアートを見にクイーンズのPS1という美術館に行って、weirdとawesomeを連発し、セントラルパークを抜けて、NYイチ美味しいというタコスとビールを食べた。宿の前まで送ってくれて、最後にe-mailアドレスを交換した。

でもその後も連絡を取り合うには、私の英語は上手くなかったし、時差も邪魔だった。約二ヶ月半の間にメッセを毎日と11回のスカイプをしてからは疎遠になっていったが、
なんとそれから五年経った今でも年一回くらいで連絡を取り合っている。その年一番の出来の作品と、近況を少し。お互いの作品が好きなのだ。

先日は、女性の後ろ姿のヌードがあまりにも素晴らしかったので、彼女?と聞いたら、kind ofとだけ返してきた。

きっと彼には、お尻の形の綺麗なヒスパニック美人の恋人が出来たのだろう。


[2010/11/06 17:44] | at the city | トラックバック(0) | コメント(7) | page top
a story of "From NY"
brooklyn bridge

地下鉄をキャナル・ストリート駅で降りて5分程歩けば、そのカフェはある。

NYのチャイナタウンは年々拡大してるというが、広さだけでなく、その中国らしさも深さを増していっているようだ。NYにいるのに本当に中国に来てしまったかと錯覚する街。

看板は漢字の方が多いし、全ての物のプライスも他より安め。チャイニーズ以外には貸さないアパートメントも多いという。まるで治外法権があるようだ。
そうであっても、やはりここはNYなので気軽でモダンなお店も多い。そのカフェもフランチャイズ的な小綺麗さがあった。だからあの時の私達もごく自然に休憩に入った。



1$のエッグタルトを紙袋に入れてカウンターに並ぶ。
ああ、変わらずにTeacoffeeはちゃんとある。


「変なメニュー。紅茶とコーヒーを混ぜてるってことなのかな」
「聞いてみたら。というか頼みなよ」
いつかの私達が隣ではしゃいでる。


知ってるのに、私は尋ねる。
まるで初めて来たツアリストのように。あの日のあなたのように。

中国訛りのきつい英語でお姉さんはぞんざいに答えた。それもまたあの日と同じ。手渡されたカップには、コーヒーの滴があってすでに汚くて、私は小さく苦笑いをした。

Teacoffeeとは、薄いコーヒーに紅茶のティーバッグを入れた形で出される。私はここ以外では見たことが無いメニューだ。味はよく分からないというのが正直なところ。


「意味分からないよね。どっちかで良いと思う」
私達は笑ってそう文句を言いながらも、一つのカップはすぐ空になった。



曖昧な味。

曖昧な街。

曖昧だったお互いの気持ち。

記憶の中のあなたの顔もまた、曖昧になってしまっている。



もう四年も前の事だ。
[2009/10/03 13:58] | at the city | トラックバック(0) | コメント(4) | page top
From NY
brooklyn bridge


一枚の写真を撮って三人の男に送るニューヨークから

アメリカに来てます 雪が降ってます あの冬と違うコートを着てます


Brooklyn Bridgeを歩く約束をしたから四年も来れずにいたNY

変わらずにあるなら笑って頼むだろう China TownのTeacoffeeを

君だけに「口癖だね」と言われたね 好きだった言葉 guess what, guess what


あなたまだ覚えていますか アメリカの田舎 桜のたくさん咲く町

思い出で重たくなった頭にはニットの帽子を被って 街へ







今回はすこし雰囲気の違った短歌と木炭画を。
ほんとはこっちの絵っぽいの方がよく描いてます。

NYは交換留学してた時に旅行して、大好きになりました。
(貧乏旅行なので、1泊約2500円の所に泊まったり、夜はカップ麺だったりしたけど)

そのときのイメージを膨らませて。

ちなみにTeacoffeeとは、コーヒーに紅茶のティーバッグを入れた形で出されるもので、味は紅茶なのかコーヒーなのかよく分からないというのが正直な所。香港では一般的なようで、China townで見かけました。
[2009/09/30 22:05] | at the city | トラックバック(0) | コメント(12) | page top
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